音マップ
「音マップ」は目の不自由な方に地図情報を提供することを目標に、NAVIEWの技術をベースに、FLASHで開発した「音で見る」地図出力システムです。
マウスの移動に合わせて図形や文字の情報を音声出力する事により、地名や道路などを認識できる「音地図」のインターネットでの提供を目指しています。
機能概要
「音マップ」は、眼の不自由な方を対象にした独自の下記機能を搭載しています。
対象物の効果音出力
「音マップ」ではマップ上の境界線や道路を表す線、海を表す図形の上などにマウスカーソルを移動すると、対象物を表す数種類の効果音を出力します。
名称と説明の読上げ
マップ上の地域やコマンドボタン上にマウスカーソルを移動した場合は、その名称を読上げます。またコマンドボタンをクリックした場合などには動作する内容の説明やヘルプを音声で読上げます。
この読上げ機能は音マップシステム自体で持っていますので、音声読上げソフトのように流暢には出力できませんが、プログラムで制御できる為に特別な操作は必要ありません。
マウスカーソル位置の読上げ
基本画面でシフトキーを押している間は、画面上のマウスカーソルの位置を読み上げます。またマップ上でコントロールキーを押している間は、マップ上のマウスカーソルの位置を読み上げます。
マップの表示変更
マップは、1つのファイルで複数の表示形式に変更することが出来、道路地図と地名の地図、リンク地図などと切替が出来ます。
他マップの読み込み
マップ上のボタンから、他のマップファイルを読み込むことができます。
例えば日本の音マップから北海道の音マップ、函館市の音マップと次々に詳細なマップを読み込む事などができます。
システムの再読込ではないために、音量などの設定は保持されます。
他サイトへのリンク
他のサイトへリンクが貼ってある場合は、マップ上のボタンから他のサイトを別ウィンドウで開く事ができます。
拡大と移動
線や図形が小さく認識し辛い場合には、マップを数段階拡大して表示する事が出来ます。また上下左右への移動も行えます。
キーボード操作
マップ以外の各コマンドや表示切替のリストボタンは、キーボードでの操作が可能になっています。