NAVIEW-OBJECT 共通項目の設定
NAVIEW-OBJECTの設定ファイルには、全てのオブジェクトに共通の項目と、各オブジェクト独自の機能を設定する項目がありますが、ここでは共通の項目の設定を説明します。
※ 下記の記述で、[]内の値はデフォルト値です。
【システム基礎設定】
ObjectType オブジェクトのタイプ []
設定ファイルを使用するオブジェクトタイプを"PAGE"、"PHOTO-LIST"などの"NAVIEW以降の名称を記載します。
サンプルの設定ファイルには記載されていますので、変更しないで下さい。
PayUserId : 有償利用コード []
有償利用の際に、お知らせするコードを記入して頂きます。
FileVer : 背景等のファイル更新日付 [070401]
ボタンや背景等の画像、サウンドファイルなどがキャッシュされないようにする更新日付を設定します。
この値は画像フィールドなどの更新日付の指定で"CFG"として指定します。
FullScreen : プロジェクター・フルスクリーン(ON/OFF) [OFF]
プロジェクターで使用する場合に、フルスクリーン表示にするかどうかを"ON"又は"OFF"で指定します。
CmdUseLc : Local connection の受信 (ON/OFF) [OFF}
HTML上に2つ以上のオブジェクトがある場合、NAVIEW-OBJECTはオブジェクト間で通信ができますが、その通信を行う場合に"ON"に設定します。
通常は負荷を減らす為、"OFF"(空欄)にしておいて下さい。
【全体サイズ設定】
StageMinW :仮想ステージ最小幅(PIX) [160]
StageMinH :仮想ステージ最小高(PIX) [160]
仮想の内ステージの最小サイズをピクセル数で指定します。
ブラウザサイズ(HTML指定サイズ)を小さくした時、設定によってはフィールドが重なるようになりますが、仮想ステージの最小サイズを設定すると重なりを防ぐ事ができます。ただし、この場合は描画が部分的に隠れる事になります。
StageMaxW :仮想ステージ最大幅(PIX 空欄:無制限) []
StageMaxH :仮想ステージ最大高(PIX 空欄:無制限) []
仮想ステージの最大サイズをピクセル数で指定します。
ブラウザサイズが大きい場合、仮想ステージはこの大きさで下記の「内外ステージ間隔」を保ち、「ステージ表示基準」の位置に表示されます。
StageSpcT 仮想−実ステージ間隔 上(PIX) [0]
StageSpcB 仮想−実ステージ間隔 下(PIX) [0]
StageSpcL 仮想−実ステージ間隔 左(PIX) [0]
StageSpcR 仮想−実ステージ間隔 右(PIX) [0]
仮想ステージと実ステージとの間の間隔を上下左右、ピクセル数で指定します。
StageMinPos 最小以下ステージ表示基準 (T/C/B+L/C/R) [TL]
ブラウザサイズが仮想ステージの最小サイズ+スペース以下の場合の表示基準を、上下方向が T:Top / C:Center / B:Bottom 左右方向が L:Left / C:Center / R:Right で指定します。
ブラウザサイズを小さくした時、仮想ステージはブラウザの外にはみ出る事になりますが、"TL"とすれば左上を表示し、右下は隠れるように表示します。
StageMaxPos 最大以上テージ表示基準 (T/C/B+L/C/R) [TL]
ブラウザサイズが仮想ステージの最大サイズ+スペース以上の場合の表示基準を、上下方向が T:Top / C:Center / B:Bottom 左右方向が L:Left / C:Center / R:Right で指定します。
ブラウザサイズを大きくした時、ステージの間隔は広がりますが、ステージ表示基準を"BR"とすれば、仮想ステージは右下に表示されます。ブラウザ中心に表示するには空欄もしくは"CC"とします。
WinSizeGrp :実ステージグループ (N:1:2:・・)[N:1:299]
「閉じる」ボタンや全体の背景等、実ステージを基準に位置・サイズ指定するグループを指定します。
"N"はNAVIEWロゴボタン、番号はフィールドのグループ番号で、":"(半角コロン)で区切って指定します。
デフォルトではNAVIEWロゴボタンとグループ番号の1と299が実ステージを基準にしますので、通常は、全体の背景をグループ:1(最背面)にし、CLOSEボタンなどをグループ299(最前面)とします。
NaviewBtX NAVIEW ロゴボタン位置X (%/PIX) [C]
NaviewBtY NAVIEW ロゴボタン位置Y (%/PIX) [B4]
NAVIEWロゴボタンの位置をフィールドと同じく(%/PIX)で指定します。デフォルトでは中央下です。
【ファイル・セクション設定】
CommDataDir 共通データDIR {COMM} []
CommExtDir 共通拡張DIR {CEXT} []
CntBaseDir コンテンツペースDIR {BASE} []
CntCtgrDir コンテンツカテゴリDIR {CTGR} []
CntListDir リストDIR {LIST} []
各ファイルセクションの値を設定します。この値はファイル指定で"{COMM}"、"{BASE}"などと記述します。
ファイルパスの指定方法は「ファイル指定」を参照して下さい。
CntListPath リストファイルパス []
リストデータ・ファイルのパスを指定します。
TextCssPath CSSファイルパス (*.css) []
スタイルシート・ファイルのパスを指定します。
【リストデータ設定】
CntDataProg データ解析プログラム (CSV/プログラム名) [CSV]
リストデータがCSVファイルの場合は CSV もしくは空欄とし、XMLファイルの場合は、別途設定した解析プログラム(関数名)を指定します。リストデータがファイルではなく、サーバサイドプログラムから送られてくるデータの場合も同様です。
CntCharCode データの文字コード (SJIS/UTF) [SJIS]
リストデータの文字コードを指定します。デフォルトはSHIFT-JISです。
CntCmtLine CSV 1行目のコメント (ON/OFF) [OFF]
リストデータがCSVファイルの場合に、1行目をコメントと見なす場合には ON とします。
先頭に // が付けられた行は、この設定に関係なくコメント行と見なされます。
CntDelimiter CSV 区切り文字コード (44:カンマ 9:TAB) [44]
リストデータがCSVファイルの場合の区切り文字を文字コードで設定します。通常は 44 (カンマ)です。
CntXmlNames XML ノード名 (name1,name2,,) []
リストデータがXMLファイルの場合、使用するデータのノード名をカンマで区切って指定します。
指定したノードの順番は、CSVファイルの場合の「列」に相当し、下記の CntAryOrd で関連付けられて使用されます。
CntAryOrd リスト項目設定 [id]
リストデータを解析するため、データ項目名を半角セミコロンで区切って指定します。
固定の項目名はシステムで使用します。また"_"(アンダーバー)は使用できません。
詳しくは「リストデータ」を参照して下さい。
CntMaxNum : コンテンツ・リストの最大数 (行) [1000]
コンテンツ・リストの最大数を指定します。
リストファイルに100件のデータがあっても、この値が"20"に設定されていれば、先頭の20件のみ表示します。
NAVIEW-PHOTO-LISTなどでは画像数分のメモリを必要としますので、制限をしたい時に設定します。
CntSortKey ソートのキー項目 [id]
リストデータを並べ替えるキーの項目を指定します。
CntSortType ソートのタイプ (STR(文字)/NUM(数字)) [STR]
並べ替えるキーが文字なのか、数字として並べ替えるのかを指定します。
CntSortOrd ソートの順序(NOR(順)/REV(逆)/RND(ランダム))[NOR]
並べ替えの順序を NOR(昇順) / REV(降順) もしくは RND(ランダム)で指定します。
ランダムの場合はCntSortKeyとCntSortTypeは使用しません。
【動作関連設定】
SoundAllVol サウンド ベースボリューム [50]
サウンドのベースボリュームを(0〜100)で設定します。
この値はサウンドボリュームの初期値になります。
BtnSoundVol ボタンサウンド・ボリューム [50]
BtnSound2Vol ボタンサウンド2・ボリューム [50]
コマンド"CmdBtnSound"で再生できる、組み込みのボタンサウンドのボリュームを設定します。
FTextScrHide 文字スクロール 不要時非表示(ON/OFF) [OFF]
文字フィールドの文字が表示領域内に収まる時に、スクロールバーを非表示にする(ON)か、停止状態にする(OFF)かを設定します。
FTextMoveStep テキストスクロール・ステップ(1-20) [10]
文字フィールドでスクロール表示をさせる際の上下ボタンクリック時のスクロール量を設定します。
FImgShowStep 画像表示ステップ (1-100) [10]
フィールドの画像は表示する際にフェードインを行いますが、その変化量を設定します。
この値を"100"に設定するとフェードインする事無く、読込み後直ぐに表示されます。
【ALT(吹出し)コメント設定】
吹出しコメントの表示時間と文字スクロールバーのコメント(デフォルトは英語)を設定します。
AltViewTime ALT表示時間 (msec) [4000]
文字スクロールバー等にデフォルトで設定してある、またコマンドCmdAltSetで表示する、吹出しコメントの表示時間を設定します。
AltTxtScrUp 文字スクロール 上ボタン [UP]
AltTxtScrDn 文字スクロール 下ボタン [DOWN]
AltTxtScrDrag 文字スクロール ドラッグ [DRAG]
AltTxtScrPUp 文字スクロール ドラッグ上 [PAGE-UP]
AltTxtScrPDn 文字スクロール ドラッグ下 [PAGE-DOWN]
デフォルトの吹出しコメントを変更する場合には、カンマの後ろにコメント記載して下さい。
2行に表示する場合は":"(半角コロン)で区切って下さい。
AltTxtScrUp ,UP:上を表示
吹出しを表示させないようにするには" "(半角のスペース)をカンマの後ろに記載して下さい。
サウンド・ボリュームとALT(吹出し)は固定名の「既定フィールド」として設定します。
【サウンド・ボリューム設定】
サウンドの音量をスライドで調整するボリュームの設定です。
大元のOBEJCTに置かれたサウンドボリュームは、全てのサウンドのメインボリュームとなり、ボタンサウンドの音量も、子OBJECTのサウンドも、メインボリュームで調整されます。例えばSoundAllVol が50でBtnSoundVol が50の場合、ボタンサウンドの音量は50x50=25となります。
- FldFixSndVol,Sv,GRP,表示,X,Y,W,H,XY,ALT
- FldFixSndVol フィールド名(固定)
- Sv フィールドタイプ サウンドボリューム(固定)
- GRP グループ番号 [200]
- 表示 表示(AUTO/ON/OFF/FON/FOFF FON:常時ON FOFF:常時OFF) [ON]
- X X 全体基準(%/PIX) [R4]
- Y Y 全体基準(%/PIX) [B4]
- W 幅 全体基準(%/PIX) [60]
- H 高さ 全体基準(%/PIX) [20]
- XY 横/縦タイプ (X/Y) [X]
- ALT 吹出しコメント [VOLUME]
※ フィルタ対象 : ALL(全体)
※ 表示が"AUTO"の場合は、マウスを動かした時にナビゲーションが表示されます。
【ALT(吹出し)表示設定】
標準のボタン(文字スクロールバーなど)には、HTMLの「ALT」属性のように動作時説明を表示します。
また画像や矩形フィールドのボタンに吹出しをコマンドで表示させる事もできます。
尚、オブジェクトに読込まれた子オブジェクトではこの設定を行いません。(無視されます)
※ 「吹出し」はベースとなるオブジェクトの「吹出し」が子オブジェクトでも使用されます。
- FldFixAtlWin ,Aw,線幅,線色,線%,BSPC,BK色,BK%,R
- FldFixAtlWin ,Xt,SpcX,SpcY,SIZE,文字色,BOLD,FONT,BMP,行間
- FldFixAtlWin フィールド名(固定)
- Aw フィールドタイプ 吹出し表示枠(固定)
- 線幅 線幅指定 (PIX) [1]
- 線色 線の色指定 (#RRGGBB/GradientSet) [#0000CC]
- 線% 線の透明度 (% -1:無し) [100]
- BSPC 背景−外枠間隔 (PIX) [0]
- BK色 背景色指定 (#RRGGBB/GradientSet) [#FFFFCC]
- BK% 背景透明度 (% -1:無し) [100]
- R 矩形円弧半径 (PIX / TL:TR:BR:BL) [0]
- FldFixAtlWin フィールド名(固定)
- Xt フィールドタイプ 吹出し文字(固定)
- SpcX 文字左右間隔 (PIX) [4]
- SpcY 文字上下間隔 (PIX) [2]
- SIZE 文字サイズ (PIX) [12]
- 文字色 文字色指定 (#RRGGBB) [#000000]
- BOLD 文字太字表示(ON/OFF) [OFF]
- FONT フォント(_ゴシック/_明朝/_等幅) [_ゴシック]
- BMP 文字の画像化(ON/OFF) [OFF]
- 行間 文字行間隔 (PIX) [2]
※ フィルタ対象 : ALL(全体)/TXT(文字)/LIN(線)/BAK(背景)
表示枠の各設定項目は「矩形フィールド」と同様ですが、グループと表示の設定はありません。
文字の各設定項目は矩形フィールド等の「内文字」と同様ですが文字の指定はありません。