NAVIEW-OBJECT 設定ファイル
NAVIEW-OBJECTの設定ファイルは、基本的な動作やファイルに関わる情報を記述すると共に、画像や文字を配置して画面自体を作り出し、それらの動作させる役割を持っています。
【設定ファイルの指定方法】
単独のオブジェクト、ベースとなるオブジェクトの設定ファイルは表示用のHTMLに記述します。
- cfg["mvConfig"] = "nvpage_cfg.txt"; // 設定ファイル []
オブジェクト内に子オブジェクトとして配置する場合は「オブジェクトフィールド」の設定で行います。
オブジェクト・フィールドではSWFファイル名の後にオブジェクトへの引渡し情報を記述しますが、ここで設定ファイルを引渡し情報の1つとして"mvConfig=nvpage_cfg.txt"などと記述します。
- FldCnt,Oj,10,,10,40,200,100,nvpage811.swf,,mvConfig= nvpage_cfg.txt&mvList={cnt_dir}
設定ファイルは複数に分割することが出来ます。その際には";"(セミコロン)で区切って指定します。
- cfg["mvConfig"] = "nvpage_pm.txt;nvpage_pm.txt";
【記述方法】
NAVIEW-OBJECTの設定ファイルはテキストファイルで、下記ルールで記述します。
- 先頭に"//"が付いた行、改行だけの空行はコメント行として無視されます。
- 変数名、値1、値2・・の順で半角カンマで区切って記述します。
- フィルタなど、小分類のある値の中は更に半角コロンで区切って記述します
- 変数名の後の空白は削除されます。値には不要な空白を入れないで下さい。
- 値を空欄とするか行を削除した場合はデフォルト指定となります。
- タイトル/ラベルなどの文字以外は半角の英数字で記述して下さい。
- サンプル設定ファイルのコメント中の[]内の値はデフォルト値で、()は単位/選択項目です。
設定ファイル例(NAVIEW-OBJECT TOPページのFLASH)
【各項目の記述方法】
下記の部分は説明文です。編集後には削除した方がファイルは軽くなります。
各オブジェクトの配布設定ファイル中の[]内の値はデフォルト値です。
"()"内はは単位または選択項目です。"(ON/OFF)"の場合は"ON"もしくは"OFF"を記入します。
- // --------------------- システム基礎設定 ---------------------
- //
- // PayUserId 有償利用コード []
- // FileVer 背景等のファイル更新日付(CFG で指定) [070401]
- // FullScreen プロジェクター・フルスクリーン(ON/OFF) [OFF]
- // CntMaxNum コンテンツ・リストの最大数 (行) [1000]
- // BtnSoundVol ボタンサウンド・ボリューム [50]
- // CmdUseLc Local connection の受信 (ON/OFF) [OFF}
- // ------------------------------------------------------------
下記の部分が値の設定です。","(半角カンマ)の前は変数名、後ろに値を記入します。
変数名の後ろにはスペースを入れられますが、値の部分には入れないで下さい。
デフォルト値(説明文中の[]内の値)にする場合は空欄とするか、行ごと削除します。
- PayUserId ,
- FileVer ,070601
- FullScreen ,
- CntMaxNum ,200
- BtnSoundVol ,50
- CmdUseLc ,
【パラメータ指定】
フィールドやコマンドの数が増えると、位置やサイズ、角丸など、共通で使いたい値が出てきます。
そのため、共通に使う値(文字列)はパラメータとして登録してその名前で指定できるようになっています。
パラメータは"pm_"で始まる変数名"pm_imgW"などで、使用する箇所では"{pm_imgW}"とします。
- // 共通の画像サイズ
- pm_imgW ,25%-10
- pm_imgH ,20%-12
- // 画像共通の角丸
- pm_imgR ,0:10:0:0
- // 画像フィールド
- FldIm1 ,Im,10,,10,20%-35,{pm_imgW},{pm_imgH},5,#00FFFF,30,,,,{pm_imgR},,,
- FldIm2 ,Im,10,,10,40%-15,{pm_imgW},{pm_imgH},5,#00FF00,30,,,,{pm_imgR},,,
パラメータの値を変更すると、パラメータで指定したフィールドなどの値は全て変わる事になりますので、後から変える可能性のある値はパラメータ化しておくと便利です。