NAVIEW-OBJECT 子オブジェクト

NAVIEW-OBJECTでは、元になるオブジェクトに他のオブジェクトを「フィールド」として設定し、「子オブジェクト」を追加で読込む事が出来ます。また子オブジェクトと通信しての動作も可能です。

【オブジェクト・フィールドの指定】

各NAVIEW-OBJETは、他のオブジェクトを「フィールド」として追加で読込むことが出来ます。

フィールド配置時に読込む場合

フィールド配置時にオブジェクトファイルを読込む場合の、オブジェクトフィールドは下記の書式で記述します。

  • FldId,Oj,GRP,表示,X,Y,W,H,FILE,日付,Option
  • // 例 オブジェクトフィールド(配置時に読込む)
  • FldCnt,Oj,10,,10,20,300,100%-50,nvpage820.swf,MAKE,mvConfig=nvpage_cfg.txt&mvList={cnt_dir}
  • FldId フィールド名(Fld+任意名)
  • Oj フィールドタイプ オブジェクト(固定)
  • GRP グループ番号 []
  • 表示 表示(AUTO/ON/OFF/FON/FOFF) [ON]
  • X X 全体基準(%/PIX) []
  • Y Y 全体基準(%/PIX) []
  • W 幅 全体基準(%/PIX) []
  • H 高さ 全体基準(%/PIX) []
  • FILE オブジェクト ファイルパス[]
  • 日付 キャッシュ防止(2007-01-01/NOW/OPEN/MAKE/CFG) []
  • Option mvConfig等をCGIへの引数の書式(例:A=B&C=D)で記述[]

※ 位置と幅/高さ(X,Y,W,H)については「レイアウト」を参照して下さい。

※ 日付はファイル更新日ですが、通常は空欄("MAKE")を指定します。

※ 画像として読込むSWFは画像と同様のサイズ調整を行いますが、子オブジェクトとして読込まれた場合は、オブジェクトにサイズ情報を渡して子オブジェクト側でリサイズ処理を行います。

尚、オブジェクト・ファイルは画像と同様に、設定ファイルのみでパス参照の完結する場合は「固定オブジェクト」として、{cnt_obj}などのリストデータとの組み合わせでパスを指定すると「リストオブジェクト」として下記の手順で読込まれます。

 フィールド配置>固定オブジェクト読込み>リストデータ読込み>リストオブジェクト読込み

※ "Option"部分にリストデータを使用する記述がある場合も「リストオブジェクト」となります。

コマンドで読込む場合

コマンドでオブジェクトファイルを読込む場合は、フィールドの設定では子オブジェクトの領域だけ確保し、必要な時にコマンドで読込みます。

  • FldId,Oj,GRP,表示,X,Y,W,H
  • // オブジェクト・フィールド例(コマンド読込み)
  • FldCnt,Oj,10,,10,20,300,100%-50
  • // コマンド設定例
  • EvCntFldEnd1,ME,CmdFldReObj,FldCnt,nvpage820.swf,MAKE,mvConfig={cnt_cfg}&mvList={cnt_dir}

【Optionの指定】

ベース・オブジェクトの場合は、設定ファイル等の情報をHTMLの記述から受け取りますが、「子オブジェクト」の場合は、CGIのオプション指定のように下記のように"変数名=値"を"&"で繋ぎ、複数の変数を渡します。

  • mvConfig=nvpage_cfg.txt&mvList=hokkaido.csv

親のHTMLから"mvList"などを受け取る場合には、ファイルセクションと同じく"{in_mvList}"を使用します。

  • mvConfig=nvpage_cfg.txt&mvList={in_mvList}

尚、HTMLで指定する"mvId"はフィールドIDが代入されますので指定は不用です。

HTMLで指定する"mvWidth"、"mvHeight"はフィールドのサイズが使用されます。

HTMLで指定する"mvBgCol"は背景色ですので不用です。

【親オブジェクトとの通信】

親オブジェクトから子オブジェクトをコマンドで制御する場合は、コマンド指定で"ME"の変わりに"TS_相手FlId"を使用します。"相手FlId"は子オブジェクトを定義した際のフィールドIDです。

例えば親オブジェクトに配置した"FldObj"にコマンドを送信する場合は"TS_FldObj"を指定します。

  • // 子オブジェクト FldObj の 画像フィールドの画像を入れ替える
  • EvFldIm1Click1,TS_FldObj,CmdFldReImg,FldImg,{COMM}/back/{cnt_img},{cnt_date}

また、子オブジェクトから親のオブジェクトを制御する場合は、コマンド指定で"TS_P"を使用します。

  • // 親オブジェクトにある"FldObj"以外のフィールドを非表示にする
  • EvFldImgClick1 ,TS_P,CmdFldHide,OUT,FldObj
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