NAVIEW-OBJECT フィールド

NAVIEW-OBJECTでは、NAVIEWロゴボタンと閉じるボタンのみがデフォルトで配置されています。その他の画像、矩形、線、文字領域を「フィールド」と呼び、全て設定ファイルに記載して配置し、画面を構成します。

またオブジェクトに他のオブジェクトを「フィールド」として設定し、読込むことが出来ます。

【各フィールド】

フィールドは設定ファイル内に"Fld"で始まる名前の項目として、通常は1行で記述します。

フィールド設定の後ろに、同じフィールド名を用いて記載すると、矩形/画像フィールドの内文字や、各種のフィルタの設定が行えます。

  • // 線フィールド例
  • FldLine1,Li,5,ON,R0,50%,60%,0,4,#00FF00,30
  • // 矩形フィールド例
  • FldBack,Rt,2,FON,0,0,100%,100%,,,,,#dddddd,100,10
  • // 画像フィールド+内文字+フィルタ例
  • FldImg,Im,3,,20,20,20%,25%,,,,,,,10,,,{COMM}/sky.jpg,CFG
  • FldImg,It,0,B20,100%,100%,30,#ffffff,,,ON,,center,SKY
  • FldImg,Ft,TXT,0::::,,4:4:4

各フィールドの詳細は下記を参照してください。

【グループ指定】

各フィールドにはグループ指定があり、この数値と設定ファイルへの記述順でレイヤ構造(重ね順)が決まります。グループの数値が高いほど上のレイヤで、グループ内では記述順が早いほど上のレイヤとなります。

グループ内には最大で100個までのフィールドを含める事が出来、グループは1〜299を指定できます。

コマンド制御でフィールドのレイヤをTOPにする事ができますが、その際には「グループ内のTOP」となり、グループ間のレイヤ構造には影響を与えません。

また、フィールドに対するコマンドでは、フィールドの羅列の代わりにグループ名で一括指定が出来ます。

【表示/非表示設定】

各フィールドには表示/非表示の設定ができます。またコマンドで表示/非表示の切替えができます。

  • ON:表示(コマンド制御対象)
  • OFF:非表示(コマンド制御対象)
  • FON:常時表示
  • FOFF:常時非表示

コマンドで表示/非表示の設定を切替える際には複数のフィールドIDを指定し、そのフィールドIDを含むフィールド(IN)、もしくはそのフィールドIDを含まないフィールド(OUT)を一括で切替えられます。

【稼動/停止】

画像や矩形フィールドには「イベント設定」でマウスの動作に対応した動作を設定できます。また文字表示のスクロールバーなどには予め文字のスクロール用の機能などが割り当てられています。

これらの機能はフィールドを配置した段階では稼動しておらず、デフォルトでセットアップ終了時に設定されている"CmdSetWake "で稼動を始めます。

また表示/非表示設定と同様に、コマンドでまとめて稼動/停止の切替えが行えます。

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